【紅い瞳の王に出会って戦いまくって褒めてもらおうとする女の子】
小さな小さなルーメリア、ひとりぼっちの女の子。
紅い瞳が不気味だと母に抱かれたことがない。
ひとりぼっちのルーメリア、人形使いの女の子。
母の愛を欲しがって人形を【母】に見たててる。
人形使いのルーメリア、自分に嘘つく女の子。
【母】に抱かれて幸せと自分で糸を引いている。
嘘つき嘘つきルーメリア、幸せだっていうのなら涙のわけを教えてよ
鋼でできた人形は人肌よりも冷たいよ。
幸せ幸せルーメリア、紅い瞳の王様だ!私と同じ赤い色!私と同じ私と同じ!!
いっぱい殺したご褒美にいっぱいいっぱい抱きしめて!!
貴方と私の紅色にいっぱいいっぱい染めるから!!
――狂った狂ったルーメリア、ひとりぼっちの女の子――