『嗚呼…雪か…道理で寒い訳だ…』
嗚呼…また一年が過ぎていく
今年は酷い年だった
『来年はいい年に成るといいな』と、
去年に話していた彼はもういない
彼の側はとても心地よかった
これからも、この距離が続くと思っていたんだ…
そんなことある訳無いのにね
終わりは呆気無く
心に空いた穴は大きく
埋めるには深すぎる
けれど、いずれそれを埋められるといいな…
今はもういない彼が最期を迎えた時に
生きていて辛いことよりも少しでも幸せなことが多かったならいいな…
私にそれを知る術は無いけれど…
嗚呼、本当に酷い年だった