外界を知らないお姫様は今日も妖精たちの話に憧れを抱き、明日の話を楽しみに孤独が染み付いた部屋の真ん中で希望を抱きしめながら夢を見る。
孤独を知らなければ、希望など生まれない。
孤独を知り尽くしたお姫様は、希望に向かう為の大きな一歩を踏み出す決意を胸に今日もまた孤独な夜と闘う。
大切な人へ贈るため、本人をイメージして描きました。
余談ですが、【また明日】という言葉は個人的に好きです。
その言葉の先には、終わりや結末を予感させるものではなく、希望や新しい何かに繋がるような気持ちにさせてくれるので。
僕にとって大切な人の【明日】がどうか【希望】に繋がっていますように…との想いで描かせていただきました。